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広野さんのイメージイラスト

「クレーン 謙」さん

 今回は、大阪出身の絵本作家「クレーン 謙」さんを紹介しましょう。

クレーンさんは、インターナショナルスクールに通いながら絵を描き、漫画家の松本零士さんに師事、イラストやデザインの分野で活躍されています。ニューズウィーク、週刊ダイヤモンド、ジャパンタイムスなどの表紙イラストなど数々の代表作品があるのですが、今回は、絵本『スパゲッティのぼうけん』を中心にインタビューをしました。

『スパゲッティのぼうけん』は、こちらでご覧になれます。

*絵本ナビ 
http://www.ehonnavi.net/
絵本ナビトップページから『スパゲッティのぼうけん』で検索してください。

*YouTube
https://www.youtube.com

YouTubeについても、クレーンさんの許可をもらいましたので『スパゲッティのぼうけん クレーン謙』で検索してください。前にSTVラジオで紹介放送された紙芝居風の動画がご覧になれます。
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ー主な仕事・展覧会ー

■2000年~2015年
ニューズウイーク日本版の表紙イラスト、そして記事のイラストを数多く手がけました。
■2002年
幻冬舎 『爆笑問題・パックンのニュースで英語を学ぶ本』 表紙イラスト/挿絵
■2007年
草土文化 わたなべめぐみ 作/クレーン謙 絵 『ヤマガタはかせの昆虫事件簿』(1巻~4巻) 出版
■2011年~2014年
世界的ベストセラー作家/パウロ・コエーリョの書くネット小説のイラストを手がける。
■2012年
TOブックス パウロ・コエーリョ作の絵本『雲と砂丘の物語』を翻訳/出版
■2015年
新星出版社 『読み聞かせ366話』の挿絵をいくつか描く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー *この『スパゲッティのぼうけん』がうまれるきっかけは何ですか?
 何年か前にカミさんと一緒にスパゲッティを食べにいった時に、カミさんがいきなり「昔むかしあるところにスパゲッティが住んでいました」と言い始めたので、その後、二人で連歌のように即席でストーリーを作りました。
出来があまりに面白かったので、メモを取っていたのですがそれを後に清書したのが「スパッゲティのぼうけん」です。

*今回の作品で、絵と文章それぞれの面で、特に大切にしたかったことは何ですか?
 絵は、子供が見ても大人が見ても耐えられるようには心がけていました。
絵本は大人が子供に読み聞かせをするのがベストだと思うので、大人が子供に読み聞かせをしている所をイメージしながら描きました。なので、絵の中に子供が見ても分からない事柄をあえて描いています。
 そこは読み聞かせをしている大人が子供とのコミュニケーションに使えばいい、と思いました。

 文章は、自分自身の子供たちへの読み聞かせの経験から、
「落語的」なノリを大切にしました。子供は案外「落語的」なノリや言い回しが好きですよね。
 
*「スパゲッティ」が主人公になったのはなぜですか?
 このストーリーはやはり人間が主人公だと、あまりに生々しいですし、かといって動物が主人公でも、ありきたりになってしまいます。
絵を描きはじめてから「なんてビュジュアル化しにくいストーリーなんだ!」と少々後悔しました(笑)
 
*読み進めていくと、主人公と一緒に世界各地を冒険しているような感じがするのですが、クレーンさん自身も広く旅をされてきたのですか?
 それ程多くはないのですが、いくつかの国は旅をしました。
今の子供は海外に関心を示さなくなってきているような気がするので、関心を持ってもらいたい、というのも、この作品を描いた動機のひとつです。
  
*いろんな国の人たちと交流してきた中で、自分の絵本作品に反映されてるのかな?と思えるエピソードがありましたら紹介してください。
 子供の頃、インターナショナルスクールに通っていたのですが、その時に夏目漱石の『こころ』と黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』を英語で読みました。

 上記の作品は実は日本語では読んだ事がありません。日本の文化を海外文化のフィルターを通して見る、というその時の経験が大きかったと思います。

 それと、絵本を描いている時に調べて分かった事なんですが、僕のご先祖は幕末に日本にやってきて、そのまま定住をしたイギリス人なんですが、横浜の開港資料館にけっこう資料が残っていました。
それらを調べていくと、200年以上にも渡りアジア中の植民地に足跡を残した一族だという事が判明しました。そのような「発見」も、作品に影響しています。

*どんな子供時代、学生時代を過ごしましたか?  
 子供の頃は、やはりマンガや絵ばかり描いていました。
小学生の時に流行っていた『海のトリトン』や『宇宙戦艦ヤマト』が大好きだったので、どうやら当時から「冒険物」が好きだったようです。
 当時、スイミングスクールに行っていたのですが、あの「教えてやるぞ」という雰囲気が大嫌いで、スイミングスクールをサボって一人で山登りをしていました。今考えると、なかなか渋い小学生で滝を見るのが好きでした。

 高校生になると、音楽ばっかり聴いてギターばっかり弾いていました。あまり勉強はしていません(笑)。

*どんな画材を使っているのですか? 
 ありとあらゆる画材を使っています。
この絵本の場合、アクリル絵の具、コピックス、色鉛筆、フォトショップを使っています。
 最近は、クレヨンで描くのが楽しいですね。

*作品を作る際にこころがけていることはありますか? 
 子供向けの作品の場合「描きすぎない」事を心がけています。
 今のファンタジーは描きすぎている、という気がします。
ミヒャエル・エンデが言っていましたが、ファンタジーは「行って帰ってくる事」が本質だと思うのでイマジネーションの余地を残す作品作りを心がけます。

*大好きな絵本は何ですか? 
 厳密には絵本ではありませんがトーべ・ヤンソンのムーミンシリーズが好きです。
 絵の描き方は相当、影響を受けています。
 藤城清治の影絵も子供の頃から好きです。
 子供向けの絵本でないですが佐野洋子の『100万回生きたネコ』も好きな絵本です。

*どんな仕事をやっていきたいですか? 
 絵本の場合、今まで人が見過ごしていたようなテーマや、掘り起こしてみて面白そうなストーリーを手がけてみたいです。
 たとえば、沖縄の海は世界でも最も美しい所のひとつだと思うのですが、その海をテーマにして絵本に出来ないものかと考えています。

*今 何が面白いですか? 
 相変わらずギターを弾いているのが楽しいです(笑)。
 最近、壁画を描いているのですが、壁に描くという行為が絵本を描く行為に近いので、楽しいです。

*どんな風に生きたいですか? 
 楽しく自由に、と言いたい所ですが、年をとり、そこまで人間は自由に生きられる訳ではない事が分かってきたので、
限りある時間と空間の中で「出来るだけ」楽しく過ごしていければ、と考えています。


*お知らせ・連絡先
■クレーン謙 新ホームページ
http://kencrane7.wix.com/ken-crane
ご連絡はホームページの「CONTACT」からお願いします。

■「絵本フェスタ川口」
クレーン謙さんも参加する「絵本フェスタ川口」が7月2日に開催されます。良かったら足をお運びください。
▷もっと詳しく

 

 




絵本「スパゲッティの
ぼうけん」

 

キュリオ

絵本「ヤマガタはかせの
昆虫事件簿」


『まーたん〜」イラスト

「Flying ship 」



『まーたん〜」イラスト

「ヘンゼルとグレーテル」
 
 

『まーたん〜」イラスト

「News week 」



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「爆笑問題・パックンの
ニュースで英語を学ぶ本」